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『赤線』(あかせん)は2004年7月10日に公開された奥秀太郎監督の日本映画である。 == 解説 == 戦後の赤線地帯を舞台にしたラブストーリー。鶴屋南北の戯曲「桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)」がストーリーのモチーフとなっている。本作品で中村獅童が映画初主演した。公開にあたっては、渋谷のシネマライズに新設されたデジタル上映館ライズエックスのオープニング作品に選ばれ、監督の奥秀太郎が機器構成監修している。 獅童扮する「イゾウ」は1971年に多くの婦女暴行殺人事件を引き起こし逮捕された大久保清(1976年死刑執行)を、小松和重扮する「カフウ」は昭和の文人、永井荷風をモチーフとしている。 しかし、売春防止法施行の1958年以前が舞台であるにもかかわらず、荒川良々扮する「キムラヤ」が背中にアンパンマンの描かれた阪神タイガース風の法被を着ていたり(テレビアニメ『それいけ!アンパンマン』の放送開始はその30年後の1988年であり、プロ野球の応援グッズでそのような法被が登場するのは少なくとも広島東洋カープが初のリーグ優勝を遂げた1975年以降)、カフウと娼婦が顔を合わせて「グッジョブ!」のポーズをするなど(少なくともそのポーズが流行りだすのは1990年代後半以降)、時代背景が余りにもイレギュラーになっていることも当作品の特徴である(ある意味、時代不詳のパラレルワールドとも取れる=テレビアニメ『ヤッターマン』の第1作と同様)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「赤線 (映画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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